「主婦でも簿記3級を取る意味はあるのかな」「経理パートに応募するときに役立つのかな」と考えている方もいると思います。
私も同じように迷いながら勉強を始めました。現在は週3日の経理パートとして働いていますが、経理経験があったわけではありません。簿記3級を取ったことで応募しやすくなり、実際の仕事でも少しずつ知識がつながっていきました。
この記事では、私が簿記3級を取ろうと思った理由や勉強方法、取得してよかったと感じたことを、実体験をもとにお話しします。
私が簿記3級を取ろうと思った理由
経理パートへの転職を考えていた
学生時代、簿記の授業は受けていました。でも当時は授業を受けていただけで、「将来経理の仕事をしたい」という気持ちは全くありませんでした。
結婚を機に退職し、次の仕事を探すまで少し時間があった時に、「せっかくなら何か資格を取っておこうかな」と思ったのが、簿記3級を勉強するきっかけです。
将来また働くときに、選択肢が増えるかもしれないと思いました。
簿記資格の必要性を感じるようになった
以前から事務職には就いていましたが、経理職に限ると応募できる求人がかぎられていました。求人票に「簿記3級以上」「経理経験者優遇」と書かれているものを見るたびに、「まずは資格くらい持っていた方がいいのかな」と感じるようになりました。
資格だけで採用されるわけではありません。それでも、応募のスタートラインに立ちやすくなるなら、取ってみる価値はあると思いました。
なぜ数ある資格の中から簿記3級を選んだのか
事務職全般で活かしやすいことと、将来的に経理職にもつながることを考えて簿記を選びました。学生時代に授業を受けていたとはいえ、内容はほとんど忘れていたので、基本からやり直しです。
簿記3級の勉強|主婦が押さえておきたい基本情報
試験の難易度・勉強時間の目安
一般的には50〜100時間程度が学習時間の目安とされています。また、日商簿記3級の合格率は回によって差がありますが、おおむね30〜40%前後で推移しています。
私は1〜2か月ほどの短期集中で勉強しました。結婚・転居で仕事を辞めて、次に働くまでの期間だったので、一日に使える時間は比較的多めでした。初めて勉強する方は、もう少し余裕をもった計画でもいいと思います。
※試験制度や最新情報は、日本商工会議所の簿記検定試験ページをご確認ください。
主婦に向いている勉強方法の選び方
3級の時は、まとまった時間に短期集中で勉強していました。現在取り組んでいる2級の勉強は、「できる時にできるだけ」というスタンスで、少しずつ進めています。夜の時間や、パートが休みの日に進めているので、短い時間の積み重ねです。
完璧なスケジュールではなくても、少しずつ進めるだけで前に進んでいる感覚があります。一日に勉強できる時間は人それぞれ違うので、そのとき置かれている状況に合わせて取り組むと、続けやすいと思います。
私が実践した勉強方法と学習スケジュール
実家の本棚に、昔使われていた簿記3級のテキストと問題集が残っていました。
簿記がどんな内容だったか思い出すため、書き込みを消しゴムで消しながら解いてみたことがきっかけで、そのまま継続して勉強が始まりました。途中から消す作業がだんだん面倒になってきて、「新品のテキストを買えばよかった」と何度も思いながら進めていたのを覚えています。
今となっては笑い話です。テキストを読んで問題を解き、間違えたところを繰り返す。特別な勉強法ではありませんでしたが、その積み重ねで合格できました。
簿記3級を取ってよかったこと|経理パートにつながった私の体験談
未経験でも経理パートに応募しやすくなった
子どもが年長になった頃、久しぶりに仕事探しを始めたとき、取得から数年が経っていましたが、それでも現在の経理パートへ応募できたのは、簿記3級を持っていたことが後押しになったと思っています。
仕事で簿記の知識が役立ったこと
経理の仕事を始めると、仕訳や勘定科目など、勉強した内容が少しずつ仕事につながっていきました。もちろん、実務は簿記の試験とは違う部分もたくさんあります。会社ごとのやり方もありますし、会計ソフトの操作も覚えなければいけません。
それでも、簿記を勉強していたおかげで「何をしているのか」が理解しやすかったです。知識があることで、少し落ち着いて仕事に臨めていたように思います。
勉強した経験そのものが自信につながった
資格そのものだけでなく、「勉強して合格した」という経験も残りました。問題集を開いて、わからないところで詰まって、それでも少しずつ進んだ日々。劇的な変化ではありませんでしたが、自分の中では小さな自信になっています。
現在は簿記2級にも挑戦しています。「少しずつ積み重ねれば前に進める」と感じながら勉強を続けています。
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求人票の実態と「簿記3級以上」の現実
私が求人を探していた地域でも、「簿記3級以上」を応募条件にしている求人は少なくありませんでした。もちろん地域差はありますが、資格を持っていることで応募できる求人の幅は広がると感じています。
地域によって求人内容は異なるため、実際に求人サイトを見てみると、自分の地域ではどのような条件が多いのかイメージしやすいと思います。
資格だけでは足りないと言われる理由
資格を持っていても、仕事ですぐに何でもできるわけではありません。パソコン操作や会計ソフト、会社ごとの細かいルールなど、現場で覚えることはたくさんあります。私も最初は覚えることばかりでした。
資格はあくまでスタートラインの一つです。そこから少しずつ経験を積んでいくものだと感じています。
簿記2級まで目指すべきか判断する基準
経理として長く働きたい、転職の選択肢を広げたいと思うなら、簿記2級を目指す価値はあると思います。私自身も現在勉強中です。
まずは3級を勉強してみて、自分に合うか確かめてから判断するのも一つの方法です。
経理パートを目指す主婦の次のステップ
求人を見るときのチェックポイント
求人票では仕事内容だけでなく、勤務時間や扶養内勤務ができるかも確認しています。子どもの行事や急なお迎えに理解があるかどうかも、長く働く上では大切だと感じています。条件だけでは分からないこともあるので、面接で質問することもありました。
簿記3級以外にあると役立つスキル
パソコンの基本操作やExcelは役立つ場面が多いです。経理ソフトは会社ごとに違いますが、基本的なパソコン操作に慣れていると覚えやすいと感じました。
その他には、意外と社内の人と連絡を取り合うことが多いので、コミュニケーションスキルがあれば円滑に仕事を進められると思います。
私が簿記3級取得後に経理パートへ応募した流れ
簿記3級を取得後、派遣や契約社員として働く機会もありました。その後、出産や夫の転勤で引っ越しがあり、一度仕事から離れる期間もありました。
数年のブランクの後、求人を探しながら応募を続け、現在の経理パートとして働いています。すぐに決まったわけではありませんが、以前より応募できる求人は増えたと感じています。
簿記3級から経理パートを目指す方へのアドバイス
「今さら勉強して意味があるかな」と思うこともあるかもしれません。私もそう考えながら始めました。それでも、簿記3級を取ったことが、数年後に経理パートという働き方につながりました。
すぐに何かが変わるわけではないかもしれませんが、思わぬタイミングで役立つことがあります。もし経理の仕事に興味があるなら、まずは求人を見てみること、そして簿記3級の勉強を始めてみることからでも十分だと思います。
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